骨粗しょう症の治療・骨密度検査(DXA法)|京都・長岡京の骨粗鬆症外来

「健診で骨密度が低いと言われた」「最近、背中が丸くなって身長も縮んだ気がする」——骨粗しょう症(骨粗鬆症)は、骨の量が減って弱くなり、わずかな力でも骨折しやすくなる病気です。
痛みなどの自覚症状がないまま進むこともあるため、転んだ拍子に骨折して、初めて気づかれる方も少なくありません。
長岡京病院では骨粗鬆症外来を設けており、日本骨粗鬆症学会認定医が担当いたします。骨密度は、腰椎(背骨)と大腿骨(脚の付け根)の測定に対応したDXA法(デキサ法)の装置で検査します。万一背骨を骨折された場合も、脊椎センターでの手術・入院・リハビリテーションまで院内で対応できる体制を取っております。

  • 健康診断や他院で「骨密度が低い」と言われた方
  • 身長が縮んだ・背中が丸くなってきたと感じている方
  • 閉経を迎え、骨の状態が気になっている方
  • ご家族の骨折をきっかけに、ご自身の骨が気になっている方
  • すでに骨折を経験し、次の骨折が心配な方

【担当】骨粗鬆症外来 坪山 直生(つぼやま ただお)医師

日本骨粗鬆症学会認定医/京都大学名誉教授
骨粗鬆症外来(毎週水曜 午後)を担当しております。

骨粗しょう症のセルフチェック一つ以上当てはまる場合には、一度ご受診ください

次の項目に当てはまるものはありませんか?

  • 65歳以上の女性、または70歳以上の男性
  • 閉経を迎えた(特に45歳未満で閉経した)
  • 以前より身長が2cm以上縮んだ気がする
  • 背中や腰が丸くなってきた気がする
  • やせ型と言われたことがある、または若い頃に過度なダイエットをした
  • 家族に大腿骨(脚の付け根)を骨折したことがある人がいる
  • 軽くぶつけた・しりもちをついた程度で骨折したことがある
  • ステロイド薬(飲み薬)を長期に内服している
  • 糖尿病・慢性腎臓病・関節リウマチ・慢性肝疾患・慢性閉塞性肺疾患(COPD)と病院で診断されたことがある
  • 乳がんや前立腺がんでホルモン療法を受けている
  • 喫煙している、または習慣的に飲酒量が多い

これらは、骨粗しょう症を起こしやすくする要因です。一つ当てはまるだけで骨粗しょう症とは限りませんが、当てはまる項目が多い方、特に身長の低下や、軽い力での骨折に心当たりのある方は、一度骨密度(デキサ法)を測ってみることをおすすめしております。

※これは受診の目安であり、診断ではありません。お一人で悩まず、まずはご受診・ご相談ください。
(参考:骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン作成委員会『骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン2025年版』)

骨粗しょう症とは(原因・病態)

骨は、一度できあがれば一生そのまま、と思われがちです。しかし実際には、毎日少しずつ生まれ変わっています。古くなった骨は少しずつ壊され(骨吸収)、そのあとに新しい骨がつくられ(骨形成)、数年かけて全身の骨が入れ替わっていきます。

若いうちは、壊される量とつくられる量がつり合っています。ところが、年齢を重ねたり閉経を迎えたりすると壊される量(骨吸収)のほうが多くなり、骨は少しずつスカスカになっていきます。こうして骨の量(骨密度)が減り、骨の質も低下して、折れやすくなった状態が骨粗しょう症です。本来なら折れないような小さな力でも骨折してしまいます。医学的には「脆弱性骨折(ぜいじゃくせいこっせつ)」と呼ばれます。転倒だけではなく、くしゃみや布団の上げ下ろしでも起こることがあります。

主な原因

  • 閉経後の女性ホルモンの低下:女性ホルモン(エストロゲン)には骨が減るのを抑えるはたらきがあり、閉経後はこのはたらきが急激に失われるため、骨密度が短期間で低下しやすくなります。骨粗しょう症の患者さんに女性が多いのはこのためです。
  • 加齢:腸からのカルシウム吸収が落ち、骨をつくる細胞のはたらきが低下します。男性でも高齢になれば骨密度は下がりますので、女性だけの病気ではありません。
  • 生活習慣:カルシウムやビタミンDの不足、運動不足、喫煙、過度の飲酒など。
  • 他の病気やお薬の影響:ステロイド薬の長期内服、糖尿病、慢性腎臓病、関節リウマチ、がんのホルモン療法など(続発性骨粗しょう症)。年齢や閉経に関わらず骨の強度が低下することがあります。

当院は内科(脳神経内科・循環器内科・糖尿病内科)を併設しております。持病の治療と骨の治療を並行してよいかご不安な方も、どうぞご相談ください。

骨粗しょう症の症状(いつのまにか骨折)

骨粗しょう症そのものには、痛みやしびれといった自覚症状が現れにくいとされています。骨の強度が低下していることに気づかないまま年月が過ぎ、骨折して初めて診断される方も少なくありません。

特に背骨(椎体)の骨折は、はっきりした転倒のきっかけがなく、痛みも軽いまま起こることがあります。「いつのまにか骨折」と呼ばれるのは、このためです。背中が丸くなってきた、身長が縮んだ、という変化は、気づかないうちに背骨が変形しているサインの場合がありますので、心当たりのある方は一度ご受診・ご相談ください。

骨折しやすい部位

  • 背骨(椎体/ついたい):最も多い部位です。背中や腰の痛み、姿勢の変化として現れます。
  • 大腿骨近位部(だいたいこつきんいぶ/脚の付け根):転倒で折れると歩くことが難しくなり、手術が必要になることの多い部位です。生活への影響は大きいものの、治療とリハビリテーションで日常生活への復帰を目指せます。
  • 橈骨遠位端(とうこつえんいたん/手首):転んで手をついた際に折れやすい部位です。
  • 上腕骨近位部(じょうわんこつきんいぶ/肩の付け根):転倒で肩から落ちた際に折れることがあります。
  • 仙骨(せんこつ/背骨の一番下):尻もちをつくなど軽い衝撃で折れることがあり、お尻の痛みとして現れます。

一度骨折すると、次の骨折が起こりやすくなることが知られています。背骨がひとつ折れると上下の骨にも負担がかかり、連鎖的に続くことがあります。骨折の治療と並行して骨粗しょう症そのものの治療を始めることが、次の骨折を防ぐうえでとても大切です。

背中や腰の痛みが続く場合、背骨の圧迫骨折が起きている可能性があります。圧迫骨折の治療・手術のページもあわせてご覧ください。

痛みがないまま背骨が折れる「いつのまにか骨折」については、いつのまにか骨折(痛みがなくても起こる背骨の骨折)のページで、症状・骨がつくまでの期間・予防を詳しくご説明しています。

お尻の痛みが続く場合は、仙骨骨折の治療・手術のページもご覧ください。

骨密度検査(DXA法)と診断

骨粗しょう症の診断には、実際に骨の量を測る「骨密度検査」が欠かせません。自覚症状や見た目では判断できないため、まず数値で確認することが治療の出発点になります。

当院の骨密度測定装置

当院では、ホロジック社(HOLOGIC)製の骨密度測定装置を導入しております。ベッドに寝ていただいたままの状態で測定することができる装置で、骨粗しょう症の診断に必要なDXA法(デキサ法/二重エネルギーX線吸収測定法)で検査します。診断基準で用いられる腰椎(背骨の腰の部分)と大腿骨(脚の付け根)を測定でき、背骨の骨折の有無を評価することが可能です。撮影(検査)は短時間で終わり、患者様への負担が少なく、同じ条件で繰り返し測定できるため、治療の効果を経過で追う際にも有用です。

※検査の際は、金属のついた衣服やアクセサリー等を外していただく場合がございます。検査の内容や費用については、受診時にご説明いたします。

なぜ腰椎と大腿骨で測るのか

骨密度を測る方法には、かかとや手首(前腕)で測る簡易的なものもあり、健康診断などで手軽に受けられる利点がございます。ただし、骨折したときに生活への影響が大きいのは背骨と脚の付け根です。そのため、診断や治療方針の決定にあたっては、骨折のリスクが高い部位そのものを測ることが必要です。骨密度は部位によって値が異なることもあり、腰椎と大腿骨の両方を測ることで、一方だけでは見落とされる骨密度の低下を捉えられます。

血液・尿の検査(骨代謝マーカー)

骨密度が「今どれだけ骨があるか」を示すのに対し、血液や尿から測定する骨代謝マーカーは「いま骨がどれくらいの速さで入れ替わっているか」を示す指標です。お薬を選ぶ判断や治療効果の確認に役立てられ、骨密度の測定とあわせて用いられます。必要な検査は一人ひとり異なりますので、診察の際にお尋ねください。

診断の基準(YAM値)

骨密度の結果は、骨量がもっとも多い若年成人の平均値を100%としたときに、ご自身の値が何%にあたるかを示すYAM値(ヤム値/若年成人平均値)で表されるのが一般的です。

  • YAM 80%より大きい:正常
  • YAM 70%より大きく80%以下:骨量減少(骨粗しょう症の手前の状態)
  • YAM 70%以下:骨粗しょう症

※骨粗しょう症の診断は、日本骨代謝学会・日本骨粗鬆症学会「原発性骨粗鬆症の診断基準(2012年度改訂版)」に基づき、脆弱性骨折がない場合は骨密度がYAMの70%以下(または−2.5SD以下)であることを基準とします。「正常」「骨量減少」の区分は、従来から用いられている区分です。

ただし、数値だけで決まるわけではありません。転倒などの弱い力で背骨や脚の付け根を骨折される場合は、骨密度の数値に関わらず骨粗しょう症と診断されることがあります。「数値は正常範囲だったが骨折した」という方こそ、治療をご検討いただきたい方ですので、どうぞご受診・ご相談ください。なお、いずれの場合も、骨の強度が低下する別の病気が隠れていないかを確かめたうえで診断いたします。

骨粗しょう症の治療

治療の目的は、骨密度の数値を上げることそのものではなく、骨折を防いで、これまでどおりの生活を続けていただくことです。お薬による治療を軸に、食事・運動をあわせて進めてまいります。

① お薬による治療

骨粗しょう症のお薬は、大きく「骨が減っていくのを抑えるお薬」と「骨をつくるはたらきを助けるお薬」に分けられ、飲み薬(内服)と注射があります。飲み薬は毎日・週1回・月1回など、注射は半年に1回・月1回・週1回などと、お薬によって使う間隔が異なります。注射には、通院して受けていただくものと、ご自宅で自己注射していただくものがあります。どのお薬を選ぶかは、骨密度の値、骨折の有無、年齢、腎臓の機能、他に飲んでいらっしゃるお薬などをふまえて判断いたします。

お薬には効果とあわせて、副作用の可能性もございます。飲み薬では胃腸の不調、注射では注射部位の反応などが起こることがあります。また、長期に使用するお薬では、まれに顎(あご)の骨や大腿骨に関わる合併症が報告されています。歯科治療のご予定がある方は、診察の際にお知らせください。当院で使用するお薬や治療の進め方は、診察の際に個別にご説明いたします。

※治療は、始めてすぐに効果を実感できるものではありません。自覚症状がないために中断されてしまう方も少なくありませんが、中断すると骨密度が再び低下することが知られています。ご不安な点は、その都度ご相談ください。

② 食事・栄養

骨をつくる材料と、その吸収を助ける栄養素を、食事から継続してとることが基本です。

  • カルシウム:牛乳・乳製品、小魚、大豆製品、緑黄色野菜など
  • ビタミンD:鮭・さんまなどの魚類、きのこ類。日光を浴びることで体内でもつくられます
  • ビタミンK:納豆、緑黄色野菜など
  • たんぱく質:骨の土台をつくり、筋肉の維持にも欠かせません

一方で、極端な食事制限や過度の飲酒、喫煙は骨に不利にはたらきます。特に若い頃からの過度なダイエットは、将来の骨量に影響することが知られています。

③ 運動・転倒予防

骨は、負荷がかかることで強くなる性質があります。ウォーキングなど、体重が骨にかかる運動を、無理のない範囲で続けていただくことをおすすめしております。

同時に大切なのが転ばない工夫です。骨の強度が低下していても、転倒しなければ骨折は起こりにくくなります。足腰の筋力とバランスを保つこと、段差・敷物・照明といった住まいの環境を見直すこと、足に合った靴を選ぶことが、骨折の予防につながります。当院はリハビリテーション科を備えており、お一人おひとりの状態に合わせた運動や歩き方をご案内いたします。

④ 他院で治療中の方・治療を中断された方へ

「他院でお薬をもらっているが、このまま続けてよいのか分からない」「健診で骨密度が低いと言われたまま、放置してしまっている」——そうしたご相談も承っております。他院での治療を否定するものではなく、「いまの骨の状態をどう守っていくか」を一緒に考えてまいります。お薬手帳やこれまでの検査結果をお持ちの方は、受診の際にご持参ください。

筋力低下(サルコペニア)との関わり

加齢に伴って筋肉の量が減り、筋力や身体機能が低下した状態をサルコペニアといいます。骨と筋肉は別々の問題のように見えて、実際には深く関わり合っています。筋力が落ちればバランスを崩しやすくなって転倒の危険が高まり、骨の強度が低下していると、その転倒が骨折につながりやすくなります。「骨を強くする」ことと「転ばない体をつくる」ことは、どちらか一方では十分ではありません。歩くことに自信がなくなってきたと感じている方も、どうぞお気軽にお声がけください。

骨折してしまったときの治療(脊椎センター)

骨粗しょう症が進むと、背骨の圧迫骨折(椎体骨折)が起こることがあります。当院は脊椎センターを設けており、日本整形外科学会認定 整形外科専門医が在籍しております。

  • 診断:レントゲン・CTなどの画像検査と、骨密度検査を組み合わせて評価いたします。
  • 治療:まずはコルセットなどによる保存療法(手術をしない治療)を行い、痛みが引かない場合や骨がつきにくい場合には、つぶれた背骨に骨セメントを注入して安定させる経皮的椎体形成術(BKP)や固定術も検討いたします。
  • 入院・リハビリテーション:一般病床97床とリハビリテーション科を備え、手術後の回復から日常生活への復帰まで院内で支えられる体制です。
  • 次の骨折の予防:骨折の治療で終わりにせず、骨粗しょう症そのものの治療につなげることを大切にしております。

検査から手術、入院、リハビリテーション、その後の骨粗しょう症の治療までを、一つの病院の中で続けていただける体制を整えております。同じ体制で経過を見守れることは、治療を長く続けるうえで患者さんにとっての利点です。なお、症状や併存されているご病気によっては、より適した医療機関をご紹介する場合がございます。背中や腰の痛みでお困りの方は、当院へご受診・ご相談ください。

費用について(健康保険・高額療養費)

骨粗しょう症の診断や治療のために医師が必要と判断した診療・検査・お薬による治療には、公的医療保険(健康保険)が適用されます。骨折により入院・手術が必要となり、医療費の自己負担が高額になった場合は、高額療養費制度により、年齢や所得に応じて定められた自己負担限度額を超えた分が払い戻される場合があります。あらかじめ「限度額適用認定証」をご用意いただくと、窓口でのお支払いを自己負担限度額までにとどめられます(ご加入の医療保険の窓口=健康保険組合、市区町村の国民健康保険・後期高齢者医療の担当窓口などで手続きができます)。

※マイナ保険証をご利用の場合は、認定証がなくても限度額までのお支払いとなることがあります。制度の適用可否・金額は、加入保険や所得区分により異なりますので、ご加入の医療保険の窓口にご相談ください。検査や入院・手術の費用の詳細は、受診時や入院窓口でご説明いたします。

担当医のご紹介

骨粗鬆症外来 坪山 直生(つぼやま ただお)医師

日本骨粗鬆症学会認定医/京都大学名誉教授
毎週水曜 午後の骨粗鬆症外来を担当しております。2026年6月には当院の健康セミナーに登壇し、「歩くこと」と骨の健康についてお話しいたしました。

脊椎センター長 秋山 典宏(あきやま のりひろ)医師

日本整形外科学会認定 整形外科専門医/日本骨粗鬆症学会認定医
1999年 京都大学医学部卒業。2013年より脊椎外科を専門として診療しております。骨粗しょう症が原因の背骨の骨折についても、診断から手術まで対応しております。

地域の皆さまへの情報発信

長岡京病院では2023年6月より、専門職による健康セミナーを定期的に開催しております。骨粗しょう症をテーマとした回も繰り返し実施し、「歩くこと」と骨の健康、骨粗しょう症の予防、サルコペニアとの関わりなど、日常生活の中で実践していただける内容をお伝えしております。

京都・長岡京病院の骨粗しょう症診療体制

  • 骨粗鬆症外来を設置:日本骨粗鬆症学会認定医が毎週水曜 13:00〜16:00に担当
  • 日本骨粗鬆症学会認定医が2名担当(2026年8月現在):坪山医師(骨粗鬆症外来・水曜午後)・秋山医師(脊椎センター長)
  • DXA装置を備えています:腰椎と大腿骨の測定に対応
  • 背骨の骨折は院内で一貫して対応:手術 → 入院(一般病床97床)→ リハビリテーション
  • 内科を併設:脳神経内科・循環器内科・糖尿病内科があり、持病の治療と骨の治療を院内で並行して進められます
  • 地域連携室を設置:かかりつけの診療所・整形外科からのご紹介に対応
  • 通いやすい立地:阪急「長岡天神」駅 徒歩約5分

対応エリア

長岡京病院は、長岡京市・向日市・大山崎町(乙訓地域)のほか、阪急京都線・JR京都線沿線の京都市西南部や大阪府北部からもお越しいただける場所にございます。骨粗しょう症の治療は長く続けていくものですから、通いやすさは大切な要素です。かかりつけの先生からのご紹介にも、地域連携室が対応いたします。

受診の流れ・アクセス

  • お問い合わせ:まずはお電話(075-955-1151)でご連絡ください。他院での検査結果やお薬手帳、紹介状をお持ちの方はご持参ください。
  • 診察・検査:問診・診察に加え、骨密度の測定やレントゲンなどで骨の状態を確認いたします。
  • 治療方針のご提案:検査の結果をもとに、お薬・食事・運動について、患者さんの生活に合わせてご提案いたします。
  • 継続的な通院:定期的に骨の状態を確認しながら、無理なく続けられる方法を一緒に考えていきましょう。
病院名医療法人総心会 長岡京病院
住所〒617-0824 京都府長岡京市天神1丁目20-10
電話075-955-1151(電話受付:月〜金曜 9:00〜17:00/土曜 9:00〜12:00)
骨粗鬆症外来水曜 13:00〜16:00/担当:坪山医師
※学会参加等により休診となる場合がございます。最新の担当日はお問い合わせいただくか、外来医師勤務表をご確認ください。
骨密度検査DXA法(ホロジック社製)/腰椎・大腿骨の測定に対応
アクセス阪急京都線「長岡天神」駅 徒歩約5分/JR京都線「長岡京」駅 徒歩約15分
長岡京病院 周辺地図(京都府長岡京市天神1丁目20-10)
長岡京病院(京都府長岡京市天神1丁目20-10)

よくある質問

Q. 骨粗しょう症に自覚症状はありますか?
痛みなどの自覚症状は現れにくいとされています。骨折して初めて分かることも多い病気です。身長が縮んだ、背中が丸くなったといった変化がサインの場合がございますので、お一人で悩まず、まずはご受診・ご相談ください。
Q. 骨密度の検査はどのように行いますか?
ベッドに寝ていただいた状態で、DXA法(デキサ法)の装置で測定いたします。撮影そのものは短時間で終わります。検査の内容や進め方は、受診時にご説明いたします。
Q. かかとや手首で測る検査とは違うのですか?
骨折したときに生活への影響が大きいのは背骨と脚の付け根のため、その部位そのものを測ることが望ましいとされています。当院の装置は、この2部位の測定に対応しております。
Q. 骨密度が低いと言われました。すぐにお薬を始める必要がありますか?
必ずしもそうとは限りません。骨量減少の段階であれば、食事や運動を中心に経過を見ていく場合もございます。診察のうえで、患者さんに合った進め方を一緒に考えてまいります。
Q. 骨粗しょう症のお薬にはどんな種類がありますか?
飲み薬と注射があり、毎日・週1回・月1回・半年に1回など、お薬によって使う間隔が異なります。どれを選ぶかは骨密度や骨折の有無によって変わりますので、診察の際にご説明いたします。
Q. 治療はいつまで続けるのですか?
高血圧や糖尿病と同じく、長くお付き合いいただく病気です。中断すると骨密度が再び低下することが知られていますので、続けやすい方法を一緒に考えていきましょう。
Q. 食事や運動で予防できますか?
カルシウム・ビタミンD・ビタミンK・たんぱく質を意識した食事と、骨に負荷のかかる運動は大切です。ただし、すでに骨密度が低下している場合は、食事・運動だけでは十分でないこともございます。
Q. 骨折したことがありますが、骨密度は正常と言われました。治療は必要ですか?
転倒などの弱い力で背骨や脚の付け根を骨折される場合は、骨密度の数値に関わらず骨粗しょう症と診断されることがあります。次の骨折を防ぐための治療をご検討いただきたい方ですので、どうぞご受診・ご相談ください。
Q. 背骨を骨折した場合、手術や入院もこちらでできますか?
当院は脊椎センターを設けており、保存療法から経皮的椎体形成術(BKP)などの手術まで対応しております。一般病床97床とリハビリテーション科を備えており、入院から回復までを院内で継続していただけます。
Q. 他の病気で通院中ですが相談できますか?
もちろんご相談いただけます。糖尿病、慢性腎臓病、関節リウマチ、ステロイド薬の内服などは、骨の強度が低下する原因になることがございます。受診の際はお薬手帳をご持参ください。
Q. 相談だけでも受診できますか?
もちろんご相談いただけます。「健診で骨密度が低いと言われたが、どうすればよいか分からない」といったご相談も承っております。検査を受けるかどうかを含めて、一緒に考えてまいります。

参考にした資料

  • 骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン作成委員会(日本骨粗鬆症学会・日本骨代謝学会・骨粗鬆症財団)『骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン2025年版』ライフサイエンス出版、2025年
  • 日本骨代謝学会・日本骨粗鬆症学会「原発性骨粗鬆症の診断基準(2012年度改訂版)」Osteoporosis Japan 2013;21(1):9-21
  • Heaney RP, et al. Peak bone mass. Osteoporosis International. 2000;11(12):985-1009.

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